ピアスバレット

釘打ち機で連打できる 「ねじ」。木材と鋼製下地を瞬時に接合出来る新世代ファスナー

  • 市販の釘打機が使えて 施工がスピーディーで簡単
  • 部材にねじ込まれるのでビス施工と同等以上の締結強度

ピアスバレットとは

釘の施工性の良さとビスの締結信頼性を併せ持った新世代ファスナーです。
ビスは1本1本留め付け作業をしますが、ピアスバレットを使えば釘打機を用いて連打で留め付けが出来ます。
しかも、鋼製下地にも使えるのが PIAS BULLET です!

ピアスバレットの構造と特徴

ビスはドライバー等で回転を与えることでねじ込まれていますが、ピアスバレットは特許取得の独自形状の螺旋が働き、釘打機で部材に打ち付ける推進力を自ら回転力に変化させ、部材にねじ込まれ締結されます。

施工性が良い
市販の釘打機で施工が出来、片手での作業が可能なので施工スピードが速く、安全性が向上します。
ドライバーのように押し込まなくていいので作業がとても楽です。
締結強度が高い
ねじ山が高く、かつ全ねじなので下地材と取り付け部材の両方にねじが効き高い締結強度が得られます。
特に木材などの上材を取り付ける場合は、上材にもねじが効いており経年後の浮きや音なりも防ぐことができます。
取り外しができる
部材にねじ込まれており、頭部に十字リセス穴を付けているのでドライバー等で逆転すると取り外しができます。リサイクルやリユースが求められるこれからの時代にも対応出来る新世代ファスナーです。

製品仕様・ラインナップ

サイズ 品番 ケース入数(本) 入数
ねじ径(㎜) 全長(㎜) ねじ部長さ(㎜) 頭部外径(㎜) 頭高さ(㎜)
3.6×38 PB3638TR 1,680 140本×12巻 3.6 38 26 7.4 4
4.0×40 PB4040TR 1,680 140本×12巻 4 40 28 7.4 4

ピアスバレットの使い方

  1. 釘打ち機にセットされたピアスバレットを、下地材と面材(合板)の元にスタンバイ
  2. 釘打ち機のヘッドを面材の上面に押し当てヘッドを押し下げる
  3. 釘打ち機のトリガーを引き発射。エアー圧力でパンチングされたバレットは特殊ねじが機能し面材と下地鋼板に自転しながら瞬時に締結される
  4. 締結完了
  5. 釘打ち機を部材から持ち上げるとヘッドが上昇しスタンバイ状態に戻り次の締結が可能となる
  • 推奨エア釘打ち機: マキタ・HIKOKI・MAX  各75mm以上用高圧エア釘打ち機
  • 推奨エアコンプレッサ: マキタ・HIKOKI・MAX  各社高圧エアコンプレッサ
  • 工具の使用方法は、各取扱説明書をご確認下さい。
  • 適用締結部材:木部9mm~15mm厚 構造用合板等 下地鋼板1.0mm~2.3mm厚 軽量形鋼等
  • 推奨エア圧 (各サイズ)
板厚 1.0㎜ 1.2㎜ 1.6㎜ 2.3㎜
エア圧 1.2Mpa 1.5Mpa 1.7Mpa 2.1Mpa
  • 上記参考エア圧に基づき、使用前に打ち込み調整をしてください。

メディア情報/展示会情報

現在お知らせはありません。

産業用 「ピアスバレットi」 開発情報

CFRPの良好なファイバーフロー

産業用ピアスバレットiでCFRP材とアルミ材の締結実験では、この高速締結機能と独自の先端形状が効果し、CFRP材が爆裂せず良好なファイバフローで締結が実現出来ます。

CFRP材とアルミニウム材の異種材料の接合実験

<姉妹品> ダブロックネイル (DSネイル®)

釘打ち機で打ち込むねじ(木板+木下地用)

木造枠組壁(2×4)工法耐力壁 壁倍率3.0倍取得 TBFC-0155
木造軸組壁(在来)工法耐力壁 壁倍率2.5倍取得 FRM-0677
*DLN-51

ダブロックネイルの特徴

強 度
引抜強度は丸くぎの4倍、スクリュー釘・リング釘の2倍。90度曲げても折れない!
工期短縮
くぎ打ち機の施工により、ねじ留め作業が一瞬で!
安 全
ねじ止め作業が片手で、足場・屋根上などの作業の安全性が向上!
リサイクル
インパクトドライバーで取り外しが可能、解体・分別が容易に!
品番ケース入数ケース内訳十字穴頭部外径素線径山高径全長表面処理*釘打ち機
DLN-41 2,000本 200本×10巻 #2 φ7.2 φ3 φ3.7 41 ラスパート 65mm用以上
DLN-51 2,000本 200本×10巻 #2 φ7.5 φ3.2 φ4.0 51 ラスパート 75mm用以上

*ご注意*
釘打ち機はワイドプラシート連結釘対応機種をご使用下さい。
標準空気圧 1.4Mpa  上限空気圧 1.8Mpa (試し打ちの上 打込み深さ、空気圧の調整をお願いします)